わが家のリフォームコンクール
すまいる愛知賞 (平成24年度)
(独)住宅金融支援機構 東海支店長賞
白と黒の家
この家は築50年を超える古民家である。50代の夫婦の施主は終の棲家としての住宅の計画に取り組む際、建て替え案も検討した。しかし考えた末、新築にはない古民家としての味わいを活かせるようなリフォームをしたいと次世代に繋ぐ古民家再生の道を歩みだした。再生のテーマとして施主の中にあった「白と黒」の対比をポイントに計画が進んだ。基本的に使用した色は白と黒。しかし、空間が重くなりすぎないように木の色目を入れ、適度に新しさを入れることとし全体のまとまりがでるように計画した。
設計者:海野 崇/(株)戸田工務店