すまいる愛知住宅賞(第35回)
佳作
陽谷の家
設計者である私と妻、娘の3人の住宅。計画敷地は名古屋の中心部に近い近隣商業地域に位置し、商業店舗と住居が混在して立地している。周辺建物は前面道路まで建物のマスが配置されその壁面ラインが街並みを形成していたが、近年マンション化等が進む中でその街並みが崩れかけている。本住宅は来本来あるべき街並みが取り戻されることを願い、隣地の建物が前面道路まで建物マスを建てやすくするために外周部への開口部を最小限に絞った上で建物内部への光の「導入」「反射」「拡散」「受光」を追求した。
設計者:山口 智三